設立趣旨

Bruce Beutler博士、 Jules A. Hoffmann博士、そして Ralph M. Steinman 博士が自然免疫のメカニズムの解明と自然免疫から獲得免疫への情報伝達のメカニズムの解明で2011年にノーベル医学生理学賞を受賞することにより、さらに、免疫に注目が集まるようになりました。
その結果、今まで難病と言われていた多くの疾病が免疫システムの崩壊により発症していることが解明されるようになりました。また、多くの疾患が免疫システムの崩壊による慢性炎症から発症することも明らかになってきました。
このように、多くの疾病が免疫システムの崩壊により発症することが解明されることにより、今まで十分な説明ができなかった免疫療法の潜在能力に注目が集まってきています。
免疫システムの崩壊により発症する疾病としては


  • 1)がん
  • 2)生活習慣病
  • 3)自己免疫疾患
  • 4)感染症

を挙げることができます。
さらに、老齢化にも免疫が強く関係していることが明らかになってきました。特に、慢性炎症から発症するといわれている神経変性疾患のパーキンソン病やアルツハイマー型痴呆などの研究も広く行われています。さらに、筋萎縮性側索硬化症(ALS)も神経免疫学として研究が進められています。 免疫と疾病の関係はまだ十分解明されていない分野であり、今後の難病治療における免疫療法の潜在的な可能性は非常に高いと考えられます。このようは背景から再度免疫療法を最新の情報からその可能性を追求していきたいとの思いから設立をさせて頂きました。