設立趣旨
近年の免疫研究の成果により、免疫システムのメカニズムが解明され、病気を予防し、健康を維持するためには免疫が不可欠であることがより明確に解き明かされてきました。
免疫の働きには、
- 体内の異物(細菌、ウイルス、変異細胞など)の排除
- 体内で不要になった細胞の排除(感染した細胞や古い細胞の破壊)と新しい細胞の産生
- 自己治癒の促進(病気やケガをした時に元に戻ろうとします)
- 免疫系、内分泌系、精神神経系が相互に助け合い、生体の恒常性維持をする
(ホメオスタシスとも言い、体内のバランスを保とうとする働き)
などが挙げられ、体のあらゆる健康に免疫が関与していることがわかります。
人生100年時代と言われる中、私達は単に長生きするだけではなく免疫力を高め健康寿命を延ばし、いつまでも若々しく元気で過ごさなければなりません。
実は日常生活で「体を冷やさない」「質の良い睡眠を取る」「積極的に笑う」「腸内環境を整える」といったちょっとした生活習慣の工夫を複合的に実践することで、驚くほど効率的に免疫力を高めることが出来るのです。
このような免疫力に関する基本的な知識を医療業界にいる私達が普及啓蒙することによって、少しでも予防医学に寄与できることを願い、本協会を設立しました。